画像引用:ヤフオク! – 日本最大級のネットオークション・フリマアプリ
圧倒的なシェアを誇るネットオークション
ヤフオク!は、パソコンやスマートフォンを利用した直接売買ツールとして、圧倒的なシェアと知名度を誇っているサービスです。
「ヤフオク!」は以前までは「Yahoo!オークション」という名称としてスタートしたものが途中から変更されていますが、1999年の開始以来圧倒的なシェアを維持してきました。
なお1999年からスタートした同様のサービスとして「eBay」や「楽天オークション(開始時は楽天フリマ)」がありました。
「eBay」は世界的には業界初のオークションサービスとして開始しており、日本に進出したときには大きな注目を浴びましたが、のちに日本法人とともに撤退しています。
「楽天オークション」は開始当時「楽天フリマ」という名称でヤフオク!と並ぶ勢いがありましたが、やはりシェア争いで負けてしまい2016年10月31日には撤退となりました。
ヤフオク!で最も人気の高いジャンルは意外にも「自動車・オートイバイ」で、比較的高値で取引される商品の閲覧数が多いという結果になっています。
ヤフオク!最大の強みはやはり圧倒的に高いシェアを獲得したということで、常時3000万点を超える出品点数は「どんなものでもヤフオク!」でなら買えるというイメージにつながっています。
また、サービス開始当初はヤフオク詐欺などの社会問題が発生する事があったものの、その都度新たに対策を素早く導入し、安全に取引ができる環境を整えてきたということも大きいでしょう。
現在では、パソコンからアクセスをするユーザーよりもスマホから検索をする人が増えているということで、ライバルは他のオークションサイトよりもむしろ台頭してきたスマホアプリとなっています。
お店が自社製品のPRのために出品する例も
ヤフオク!が大きく成長をした背景の一つに、業者の参入があります。
もともとヤフオク!は個人間の売買を前提としたサービスとしてスタートしましたが、次第に法人や個人事業主が出品する例が増加していきました。
現在では、そうした法人や個人事業主が継続的な商売としてヤフオク!に登録したものを「ストア」として扱っており、事業者に支払い義務が発生する消費税を徴収することができます。
ちなみに個人間の取引の場合、消費税を請求してはいけない事となっています。
ヤフオク!最大の特徴といえるのが「自動入札」で、こちらを先に設定しておくことで、いちいち細かく他の入札者よりも高い金額を入れなくても自動的に有利な入札をしていく事が可能です。
入札後には、安全に当事者間で交渉ができるように「取引ナビ」という、外部から閲覧ができない掲示板に移動して具体的な手続きを行います。