画像引用:オークション モバオク – お得な新品・中古品を買うなら!
低年齢層向けの定額制オークション
「モバオク」は定額制で利用できることが魅力のオークションサービスです。
もともとは2004年に株式会社ディー・エヌ・エーが携帯電話用のオークションサービスとしてスタートした「モバオク」が、のちに子会社として独立し、独自の事業展開をするようになりました。
2007年にはモバオクの有料会員数が100万人を突破しており、2009年からは携帯電話を経由しなくともPCから売買ができるようサービスが拡大されています。
しかし最初から携帯電話向けの事業としてスタートをしたオークションであるということから、やはりユーザーの中心はスマホを用いた出品者です。
「モバオク」最大の特徴となっているのが、月額の定額料金を支払うことにより売買ごとの手数料を支払わずに済む、という完全定額制の利用料でしょう。
オークションサイトの最大手であるヤフオク!では、売買が成立をしたときには売上金額の8.64%とかなり高額の利用料を支払わなければいけません。
一方で、モバオクでは月額324円(2017年時点)を支払うだけで何度売買をしてもそれ以上の手数料がかかることはありません。
初めて出品や入札をする場合には1ヶ月0円で利用できるキャンペーンも行われており、より手軽に個人売買を始めたいという人にとって大変便利なサービスと言えるでしょう。
こうした安価に利用できるサービス設定もあってか、メインのユーザー層は比較的若い年代に集中しています。
客層の見極めが必要になる場面も
「モバオク」は使いやすいUIに安価な手数料設定と、初めてオークションを利用する人にとって大変便利なサービスです。
しかしその一方で、客層が極端に低年齢化することによるトラブルも多く報告されています。
実際に出品している人の中には小中学生も多くいるようで、相当無茶な値切りを要求してきたり、落札したはずの品物を一方的な理由で送付しなかったりといった事もしばしば起こっているようです。
落札前の交渉や連絡についてもかなり無礼な物言いをされることもあり、価格だけで初めて「モバオク」を利用してしまうと、それ以降ネットオークションが怖くて利用できなくなってしまう、という事もあったりします。
既にある程度オークションサービスの利用に慣れていれば、なんとなくおかしいな?と感じることができたり、危険を回避する交渉方法をすることもできるのですが、まだルールがわからない初心者のうちは難しいでしょう。
全てとは言いませんが、子供が小遣い稼ぎのために盗品を出品するというようなこともあります。
利用をするときには十分に注意をして、出品者や落札者を見極めていくようにしましょう。