コンピューターウイルス感染
コンピュータシステムやインターネットなどを利用し、相手のコンピュータやネットワークに不正アクセスをして損害を与える行為のことをいいます。
サイバー攻撃というワードは聞いたことがあるが、実際に起こっているのが実感がわかない人も多いと思います。
サイバー攻撃ではデータ詐取・データ破壊・データ改ざんなどが気が付かない間に行われます。
システムを突然機能不全におちいらせる攻撃もあります。
コンピューターウィルスに感染させて、メールを無作為に大量送信させることもあります。気づかないうちに大きなダメージを受けていることもしばしばです。
サイバー攻撃で懸念される被害
身近でよく耳にするサイバー攻撃の被害は、ウェブサイトの閲覧サービス機能を失わせることや、ウェブページの内容改ざんです。
特に金融や製造・輸送・情報通信などの社会において基幹的な役割を果たすコンピュータがサイバー攻撃によって機能不全になると、社会全体の混乱が懸念されます。
金融・国防などの機密性の高い情報は、インターネットから切り離されたイントラネットで運用されていますが、将来的にイントラネットだから必ず安全が保障されているとは言い切れません。
また、技術的な進歩が著しく、ブラックボックス化が避けられない部分があり、セキュリティーホールがいつどこにできるか、測りかねる部分があります。サイバー攻撃に対処するには難しい点が多く存在します。
サイバー攻撃の歴史
サイバー攻撃から身を守るには、サイバー攻撃の歴史とトレントを把握することが近道です。簡単に説明します。
サイバー攻撃の始まりは、コンピューターウィルスの出現です。無差別にウィルスをまき散らして、メール大量配信やデータ破壊などの被害を及ぼしました。
次第にMSOfficeに向けたマクロウィルスが登場し、ターゲットに的を絞った攻撃が始まりました。
ウェブの発達に伴い、インターネット不正アクセスの攻撃が増加しました。近年ではフィッシングや改ざん、スパイウェアやアドウェアなどどんどん方法が多様化してきました
オンラインゲームやオンラインショッピングが標準化してからは、アカウント盗用・なりすまし・クレジットカード情報の流出など、被害も深刻化してきました。
現代ではネットバンキング利用者を狙うウィルスが増加しており、不正使用に対する対策の万全化が求められています。
サイバー攻撃が見れるサイト
米国のセキュリティー企業のNorseでは、世界中のどこからどこへサイバー攻撃がされているかをリアルタイムで観測できるツールを公開しています。
ものすごい数の攻撃が、今この瞬間も休むことなく行われ続けています。
私たちはほとんど気にかけていない生活の中にも、存在するのです。
サイバー攻撃のターゲットは米国がダントツでトップです。攻撃もとは中国が多いようです。