身に着ける事
だいぶ文化的な交流が進んだとはいえ日本に生活していると、かしこまった席でのテーブルマナーやその場所にふさわしい振る舞いというものをきちんと身につけるのは難しいものです。
「FLET’S光メンバーズクラブ」のサイト中には「大人の心得帳」と題して、そんなマナーに迷う大人に向けて便利な礼儀作法を教えてくれるコーナーが用意されています。
欧米に住む人では、上流階級だけでなくともホームパーティーなどが多く開かれるので子供のときから自然とそうした人の集まる場所でのマナーやドレスコードを知ることができます。
ですが日本では年々きちんとした席とカジュアルな席との境目が曖昧になってきており、きめるべきところでどう決めてよいのかとても迷ってしまうことにもなります。
そういうとちょっと斜に構えたタイプの人からは「食事なんて食べられればよいのだから、そうしたマナーなんて口うるさいだけでつまらない」といったような言葉が聞こえて来そうですが、レストランやパーティールームで品のない食べ方をすることが本当によいことなのかということには少々疑問が残ります。
マナーの再確認を
生活を豊かにするためには、こうしたきちんとした改まった場所でのマナーをきちんと理解しておき、その場所や雰囲気にふさわしい行いができるようになるということが、立派な社会人としての姿と言えるのではないでしょうか。
また一方で「自分はレストランなどでのマナーや振る舞いは知っているから大丈夫」と過信している人も見られます。
確かに何度か利用をすればある程度そうしたところでするべき振る舞いはどのようなものか、慣れることは可能ですが、案外とそうした自信たっぷりな人ほど細かいところで思い違いをしてしまっていることもあるようです。
例えば、お店に入った時には高級店なら必ずギャルソンが席を案内してくれるものですが、そのときに歩く順番はどのようにするべきかすぐに答えることができるでしょうか？
正しくは、お店の人を先頭にして、女性を前、男性は一番後ろを歩くようにするのが正式です。
それが案内のない自分で席にゆくタイプのお店では、今度は男性が女性の前に立って先導するようにして歩いていきます。
また日本の食事のマナーでは一般的な「上座」の概念も、欧米スタイルのお店ではまた違った扱いをされます。
上記のサイトを読むと「そうだったんだ」と目からウロコの情報が満載です。